やっぱりタモリは偉かった
タモリこと森田一義のアルバム
「タモリ」(1977)をようやく手に入れました。
(復刻盤:MHCL-1238)
音楽じゃなくて、コント集。
「ハナモゲラ相撲中継」と「コミックショー」は今聴いても新鮮だ。
やっぱりタモリは偉い。
「日本ジャズ界の変遷」は、意外にまともな音楽講座。
惜しいことに一箇所間違いがあって、
「半音を4つに割ったクォータートーン」と言ってる。
「ソバヤソバヤ」は、インチキアフリカ民族音楽。
これ、1980年ごろの「ポンキッキ」で使われていた。
当時は真正アフリカの音楽だと信じてうたがわなかった。
しかし、ギャグは「ハナモゲラ」が基本なので、
芸風はそれほど多彩ではない。
タモリという才人の原点を振り返るにはいいかも。
あと、これ、ジャケットデザインは平野甲賀なんだよね。
ただ、こんなものを聴いていても、
女の子にはもてないね。