スウェーデンのジャズバンドのツェッペリンを聴く

putchees2012-03-30


今回のCD


「LED: The Ocean」
スウェーデン・KOPASETIC PRODUCTIONS KOPACD038)


ナクソスミュージックライブラリー)
http://ml.naxos.jp/album/KOPACD038

ジャズでツェッペリン


Naxox Music Libraryにはジャズのアルバムも結構入ってます。
お金出してたぶん買わないだろうアルバムもたくさんあるので、まるごと聴けるのはとてもありがたい。


で、たまたま見つけたこれ。


スウェーデンのジャズバンド。LED。
ドラマーのPeter Danemoがリーダーらしい。
トランペットのNils Jansonは、スウェーデン若手期待のトランペッターらしい。


このアルバム、バンドの名前の通り、全曲レッド・ツェッペリン
セクステットなんだけど、ベースの代わりにチューバが入っているから、ブラスバンドっぽい。


ドラム以外はぜんぶ管楽器。
欧州にはこういうバンド多いよね。
小さめのジャズオーケストラというか、ジャズ的な管楽アンサンブルというか。
即興は少なめで、アレンジ多め。


で、やってるのは70年代ふうのジャズロック
ちょっと時代遅れなんだけど、かっこいい。


ミュージシャンがそんなにうまくないのもいい。
小手先でひょろひょろしたこざかしいフレーズ吹かれるのは嫌いなんですよ。
その分、みんないい音色してます。


曲はもちろんツェッペリンなので、やっぱりかっこいい。
ぼくはツェッペリンはアルバム2枚しか聴いたことないので、知らない曲もあるけど。


古い欧州のジャズロックがお好きな方にはけっこうはまるのではないでしょうか。
骨太でいいですよ。
個人的には、もっとバリバリ即興してほしいけど。(そこが不満)


リーダーのサイトを見ると、このバンドで欧州のフェスに出演の予定があるようです。
機会があれば聴いたみたい。
http://www.danemo.com/site/Home.html


北欧のジャズはおしゃれっぽい、とかいうイメージみたいだけど、こういう骨太で男臭いバンドもあるんだよね。いいね。


まあ、こんな男らしいジャズロックなんて聴いてたら、もてないけどね。