札幌のジャズピアニスト、福居良にしびれる
日本のジャズのすごさを再認識
うーん、すごい。
こんなジャズピアニストがいたのか。
知らなかったのが恥ずかしい。
このピアニスト、福居良です。
これはすごい。
すごい。思わず10回くらい聴き直してしまいました。
1976年のアルバム「Scenery」の演奏だそうです。
このアルバムのほかの曲もいいですが、この曲が突出してます。
英語のコメントがたくさんついてるけど、みんなビックリしてるね。
すごいすごいって。
日本的な繊細さと情熱。ジャズという形でしか表現できないスリリングな音楽です。
こちらの演奏もすばらしいです。
77年の録音(アルバム「Mellow Dream」)だそうです。
70年代のジャズピアノとして、世界的なレベルだと思います。
日本のジャズのレベルは、当時からものすごく高かったんだなと、改めて認識。
日本人にしかできないユニークなスタイルを持ったミュージシャンがたくさんいたんです。
要するに、知られていないだけなんですよ。
こうして、Youtubeで世界に知られることは、すばらしいこと。
Youtubeという土俵の上では、キース・ジャレットもアマチュアもまったく同じ。
ただ演奏の中身だけで評価される。すばらしいことです。
さいごにこれ。2006年のアルバムだそうですが、哀切で身もだえしたくなるような音楽でしょう。
福居良は、札幌在住で、いまも活動中だそうです。
これは、聴きに行かないと。
Youtubeは著作権侵害だのなんだの言われるけど、この動画がなかったら、ぼくは一生知らなかったかもしれないわけで、存在自体は善だと思いますよ。
もし知らなかった方は、ぜひぜひ、いますぐ聞いてください。
きっと打ちのめされるに違いありません。
ただ、こんな地味なジャズ聴いていても、女の子にはもてないかもね。