新宿ピットイン40周年コンサートで涙にむせぶ!(その2)

putchees2006-01-30


その1よりつづき


1月21日と22日、2日間にわたって行なわれた、
新宿ピットイン40周年コンサートの模様をレポートしています。


まずは初日のレポートから。
その1では前半のステージをご紹介しました。
今回は後半のレポートをお届けします。


興味のある方は、その1からお読み下さい
id:putchees:20060128

日本アヴァンギャルド音楽のリーダー?


大友良英 ニュー・ジャズ・オーケストラONJO
大友良英(G、指揮)カヒミ・カリィ(Vo)アルフレート・ハルト(Ts,B-cl)
津上研太(As,Ss)大蔵雅彦(As,B-cl, Tubes)青木タイセイ(Tb)石川高(笙)
Sachiko M(Sine waves宇波拓(Comp&オブジェクツ)高良久美子(Vib)
水谷浩章(B)芳垣安洋(Ds,Tp)+ 菊地成孔(Sax)


おそらく、初日のステージでもっとも大きな喝采を浴びたのが、
この大友良英のバンドでした。


大友良英(おおとも・よしひで)は、日本のアヴァンギャルド音楽の
オピニオンリーダー的存在といえます。


この「はてな」でもブログをやっていて、
大人気のようです。→id:otomojamjam


ぼくは彼のことをよく知りませんが、
いろんな音楽に詳しい理論派といった印象です。


今回出演したバンドは、フリージャズをやる
オーケストラということのようでした。


60年代に、フリージャズfree jazzのことを
ニュージャズnew jazzという表現があったので、
それに従った名前のようです。



このバンドは昨年、
合衆国のアルトサックス奏者、エリック・ドルフィーEric Dolphy
最晩年の傑作「アウト・トゥ・ランチOUT TO LUNCH」(1964)
の曲をカバーしたアルバムを出しており、
この日のステージでも、
その中からいくつかの曲が演奏されました*1


そのほかに、彼ら自身のオリジナル曲も演奏されました。


彼らの音楽には、熱狂的なファンが大勢いるようです。


どんなステージだったでしょうか。

冷静で明晰?なフリージャズ


このバンドのサウンドは、
あらかじめ決められた構成に従って演奏されるフリージャズでした。


中央にオーケストラのメンバーがずらりと並び、
大友良英は、バンドの下手(しもて)でギターを弾きながら、
全体を指揮をしていました。


それぞれの曲にテーマはいちおうあるのですが、
アドリブ部分はメロディもテンポもはっきりしません。
たいへんノイジーで、決して聴きやすい音楽ではありません。
いかにもフリージャズという感じです。


アンサンブルの中心になっているのは、サックス群のようでした。
そのなかで、アルフレート・ハルトAlfred harthの音はなかなかでした。
しかし、そのほかのサックス奏者は
ひょろひょろとした、いかにも頼りない音で、
ほとんど印象に残りませんでした。


今をときめく人気サックス奏者、菊地成孔(きくち・なるよし)も
加わっていたのですが、彼の音も、線が細くてがっかりしました。
彼の音を聴くのは初めてでしたが、この程度なのでしょうか?


ぼくは、フリージャズに不可欠なのは強靱な音色だと信じているのですが、
このバンドにはそれを持っているミュージシャンはいないようでした。


大友良英は、火の出るような激しい即興演奏
必要としていないのかもしれません。


ヴィブラフォンや笙といった楽器は、
アンサンブルにいろどりを添える役割を果たしているようでした。
これは、それなりに効果的だったように思います*2


あと、ときおり、ゲストのカヒミ・カリィ
フランス語でなにやらつぶやいていたのですが、
ぼくたち日本人には意味がわかりませんでした


全体に、熱狂よりは冷静さを感じさせる音楽でした。
音量は大きくても、全体の印象はたいへんスタティックです。

知的なフリージャズ…??


こうして彼らの音楽を分析してみると、
どうやら、彼らは聴き手を熱狂させるような音楽を
目指しているのではなさそうです。
むしろ、クラシック音楽(現代音楽)のような
構築性の高さ明晰さを目指しているのではないでしょうか。


渋さ知らズの音とは正反対です。
筋肉じゃなくて、知性に訴えるような音楽のようです。


知的なフリージャズ


たしかに、そういうジャズがあったっていいでしょう。
しかし、そんな音楽がはたして面白いでしょうか?
それは、ジャズという音楽の本質と矛盾するのではないでしょうか?


ぼくもフリージャズは嫌いではありません。
しかし、こういう主知的なサウンドには感心しません。
ヨーロッパにはこの手のフリージャズオーケストラが
たくさんありますが、退屈なものが多いのです。


すぐれたフリージャズミュージシャンのことを考えてみましょう。
セシル・テイラーCecil Taylor山下洋輔も、渋さ知らズ板橋文夫も、
同じようなフリージャズをやっていますが、
彼らの音楽と、大友良英の「ONJO」のサウンドまったく異質です。


表面的には似たようなサウンドに聞こえるかもしれませんが、
じっくり聴けば、似て非なるものであるのは明白です。

渋さ知らズとの比較


渋さ知らズと比較するのがもっとも手っ取り早いでしょう。
彼らの音楽を聴いて、構築性だとか、知性を感じる人がいたら、
どうかしています


頭の悪い、いきあたりばったりのいいかげんな音楽というのが
渋さ知らズの形容としてはぴったりです。


しかし、彼らの演奏する様子を見て圧倒されない人はいないでしょう。
彼らは全員、一生懸命になって楽器を奏でています。


渋さ知らズのプレイヤーひとりひとりの必死さ
客席まで伝わって、ぼくらの体が自然に動き出すのです。


渋さ知らズの音楽は、頭脳ではなく、筋肉に訴える音楽です。
肉体派の音楽といってもいいでしょう。


いいかげんな音楽です。
でも、ジャズというのはもともと
いいかげんな音楽なのではないでしょうか。


セシル・テイラーも、板橋文夫も、本質的には
やはり筋肉に訴える肉体派のミュージシャンです。
ミュージシャンが汗だくになって、必死で演奏しているから、
こっちも熱心に耳を傾けるのです。
そして、圧倒的な感動が押し寄せてくるのです。


構築性や明晰さなんて、クラシック音楽に任せておけばいいのです。
ジャズは本来、自由でのびやかな音楽であるはずです。
大友良英のバンドからは、それがまったく感じられません。
きゅうくつで、息苦しい音楽としか聞こえません。


だいたい、演奏している様子がまったくハッピーではありません*3
彼らはどうしてこんな音楽をやっているのでしょうか。

ジャズは体で考える音楽だ


ぼくは、「ハートで演奏するのがジャズだ」なんて言いません。
そんな表現は陳腐だし、そもそも曖昧だし、
ジャズを演奏する実感からしても間違っている気がします。


ジャズは全身で演奏する音楽だ」と言ったほうが
正しいように思います。


頭じゃなくて体で考えるのがジャズです。
肉体的な音楽といってもいいかもしれません。


だいたい、即興演奏なのですから、
考え込んでいたら、曲が終わってしまいます。
考える前に指を動かすのがジャズの本質です。


つまり、演奏することそれ自体から
音楽が生まれてくるジャンルなのです。


頭で考えたジャズは、リアリティのない音になってしまいます。
ヨーロッパのフリージャズがしばしばつまらないのは、
ごたいそうな理屈ばかりこねて、
フィジカルな面が軽視されているからです。


それはヨーロッパの現代音楽がつまらないのと同じような理由です。
理屈ばかりで中身がからっぽのゲンダイオンガクは、
まったくリアリティのないサウンドです。
欧州の音楽文化は、袋小路に入ってすっかり澱んでいます。
その澱んだ水がヨーロッパのジャズに流れ込んできているのです。


だから現代音楽の影響を受けたヨーロッパのジャズは
しばしば息苦しいのです。


そんなタコツボにはまったようなジャズを、
わざわざ日本人がマネしなくてもいいのです。
白人連中に任せておけばいいではありませんか。


日本人は、インテリのヨーロッパ人が感じているような、
音楽文化のいきづまりなどという葛藤とは無縁なのです*4

日本人は肉体派ジャズをやるべし!


こういうことを書くのは、この大友良英のバンドの音楽が、
現代音楽かぶれに聞こえて仕方がないからです。


どうしてこんなジャズを、日本人がやる必要があるのか、
ぼくにはまったくわかりません


そもそも日本人には、頭で考えるような深刻な音楽
本質的に不向きです。


まして、ジャズでその手の音楽をやろうだなんて、
100年早いのではないでしょうか。


それよりも、肉体派のジャズのほうが、
脳天気で無思想な日本人にはぴったりです。


実際、日本にはすぐれたジャズミュージシャンが大勢いますが、
おそらく、日本人の国民性がジャズ向きなのです。


日本人にしかできないジャズの可能性は、
まだまだきわめ尽くされていません。
日本人ジャズミュージシャンには、
開拓すべき分野がたくさんあるはずです。


それは決して西洋のマネッコジャズではなくて、
日本独自の、肉体派のジャズだと思います。


前途有為な若手ミュージシャンが、
こんなタコツボみたいな音楽をマネしないで、
のびのびと闊達な肉体派のジャズをやってくれることを
願ってやみません。

肉体派は頭脳派にまさる!


コンサート報告からは脱線しますが、
頭脳派と肉体派の違いが見事にあらわれた
ジャズのステージを見たことがあります。


5年前に、コペンハーゲンKobenhavnのジャズクラブで、
20人くらいの地元ジャズオーケストラの演奏を聴きました。


やっぱり、今回と同じようにフリージャズに近いサウンドでした。
これがもう、つまらんことつまらんこと
いかにもヨーロッパ流の、頭でっかちのジャズでした。


当人たちは気の利いた音楽をやっているつもりのようでしたが、
ぼくにとっては、ちゃんちゃらおかしい茶番でした。


途中でよっぽど席を立とうかと思ったのですが、
我慢することおよそ1時間、
ようやくゲストのピアニストが登場しました。



そのピアニストの名はヨアヒム・キューンJoachim Kuhn。
ぼくは、彼の演奏が聴きたくて座っていたのです*5


そのオーケストラとヨアヒム・キューンの共演が
始まって、ぼくは目を見張りました。
彼のピアノは、退屈なオーケストラのサウンドとは
なにもかも正反対だったからです。


ヨアヒム・キューンは、くだらんオーケストラの音をかき消すように、
カミソリのように鋭く、炎のように熱い即興演奏を聴かせてくれました。


彼の演奏スタイルはたいへん知性的ですが、
エネルギッシュなタッチは、まさに肉体派そのもの
彼こそは肉体で思考する(演奏する)、真のジャズミュージシャンです。


鮮烈で痛快無比の音楽でした。
ガマンした甲斐があったというものです。


それにしても、この違いはどうしたことでしょう。
ぼくは、両者の音楽の決定的な違いは、
演奏技術の差ではなく、質的な相違だと考えました。


オーケストラは頭脳派、ピアニストは肉体派。
そして後者の圧勝。


つまり、頭で考えても、
面白いジャズはできないということです。


このステージが、ぼくに教えてくれました。
肉体派は頭脳派に勝る
ジャズにおいてはまちがいなくそうなのです。
これは好き嫌いの問題ではなくて、真理だと信じます*6


その真理に逆らって、まともなジャズができるわけがありません。
したがって、ぼくは大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラの音は
ジャズとしては価値がないと断じざるを得ません。

2回聴いても同じ感想


大友良英ファンにとっては、不快な結論になってしまいました。
申し訳なく思います


ぼくも、できることなら、ほかの多くの聴衆と同じように、
彼らの音楽を賞賛したかったと思っています。


ところが、つまらんのですから仕方がありません


ぼくは彼らのステージを見るのは今回で2回目です。
初めて見るときは、彼らのステージを楽しみにしていました。
大友良英の名前は有名ですし、
友人が彼の音楽をほめるのを聞いていたからです。
ところが、いざ聴いてがっかりしました。


頭でっかちで作り物の音楽という印象でした。
心に迫ってくるものがなにもなかったのです。


今回も、まったく同じ感想だったのを残念に思います。


ぼくには、どうして客席がこれほど沸くのか、
まったく理解できませんでした*7

こんなの「新しい音楽」じゃないよ!


熱狂している人たちは、これが
最先端の音楽だとでも思っているのでしょうか。


まさか!
こんな音楽は60年代からとっくにあったのです。


上に書いたように、いまでもヨーロッパに行くと、
この手のジャズオーケストラがたくさんあります。


もちろん、大友良英自身も、自分のやっていることが
新しい音楽だなんて思っていないでしょう。


もし、聴き手がそういうことを知らないで、
これこそ新しい音楽だなんて思っているのなら不幸なことです。
古いことを知らない人には、
どんなものでも新しいものに見えてしまうものです。

かっこつけてんじゃないよ!!


最後に、もうひとつだけ申し上げておきます。


ぼくは、彼らの演奏を聴きながら、
ずっと違和感を感じていました。


その違和感を言葉にすると、こうです。
この人たち……なんか、かっこつけてるなあ


彼らの演奏を見ていると、いかにも、
もっともらしく、深刻な雰囲気を
演出しようとしているように感じられました。
ゲージュツくさいと言ってもいいでしょう。


とくに、カヒミ・カリィのフランス語が、まったく意味不明でした。
なにか高尚な詩でも朗読していたのかもしれませんが、
ぼくたち日本人にはチンプンカンプンだし、
少なくとも音楽的な意味があるとは思えませんでした。


彼女を使って、単におしゃれな雰囲気にしたかっただけじゃないのかと
勘ぐってしまいます。


こんなもてそうにない音楽をやっているくせに、
なんだか、おしゃれな雰囲気にしようとしているような気がします。


どうにも鼻持ちなりません。
ぼくがいちばん嫌いな雰囲気です。


フリージャズのくせにかっこつけてんじゃないよ!
と思ってしまいます。


フリージャズなんて、かっこ悪い音楽に決まってます。


かっこ悪くて、頭が悪くて、女にもてない音楽です。


それがいいフリージャズの要件です。
それとことごとく反対のことをやっているから腹が立つのです。


かっこつけて、頭よさそうなふりをして、
女にもてたがってるフリージャズ。


そんなもの面白いわけがないのです。
ぼくは確信を持って断言します。


彼らの音楽に熱狂している人たちに言いたいのですが、
試しに、ほかのすばらしいジャズも聴いてみるといいと思います。


そうすれば、ぼくの言っていることをわかってもらえるはずです。
ほかにもっとすばらしいジャズがあるということが。


このあと掲載する2日目のコンサートレポートを読んでもらえれば、
そのことがもっとはっきりわかるはずです。

ご意見をお寄せ下さい


大友良英ONJOファンのみなさんに申し上げます。
ぼくは彼らのステージを、わずか2回しか見ていません。
10回聴けばわかるとか、このCDを聴けばわかるとか、
そういうご意見があればコメント欄にお寄せ下さい。
もしぼくがそれらの意見を元に聴き直して、彼らの音楽を
すばらしいと思ったら、ぼくはすぐに意見を変えますので。


さて、大友良英のバンドについてはこのへんにしましょう。
つづいて、山下洋輔の加わったバンドのご紹介をします。

山下洋輔のピアノはイマイチ…



室内楽団 八向山
山下洋輔(P)向井滋春(Tb)八尋知洋(Per)
ゲスト:早坂紗知(As)川嶋哲郎(Ts)


初日のトリを飾ったのは、
ピアノ、トロンボーン、パーカッションという
珍しい組み合わせのバンドでした。


しかし、メンバーがそれぞれ力のあるミュージシャンなので、
こんな編成でもきちんと音楽を成立させることができます。


山下洋輔(やました・ようすけ)は日本を代表するジャズピアニスト、
向井滋春(むかい・しげはる)は日本最高のジャズトロンボニスト、
八尋知洋(ヤヒロトモヒロ)はジャンルを横断して活躍するパーカッショニストです。


こんな実力派がそろって、
つまらない音楽になるはずがありません。


ぼくは、ステージの始まるのをわくわくして待っていました。


しかし、いざ始まってみると、
…あれ? うーん、
あまり面白くないなぁ


もちろん、聴いて退屈するということはないのですが、
音楽が小さくまとまっている印象でした。
スケールの大きさや爆発力が欠けている気がしたのです。


したがって、初日のトリとしてはいささか物足りないステージでした。


これは、やっぱりバンドの中心であるピアノの、
つまり山下洋輔の力不足かもしれません。


彼のピアノはうまいのですが、パワーが足りないのです。
すでに、往年の神通力は失われて、
単なる器用なピアニストになっているのではないでしょうか。


ここ1年で彼のステージを3回見て、どうやら
そう結論づけざるを得ないようです。


あるいは、ひょっとして、70年代に日本と欧州を席巻した
山下洋輔トリオの爆発力は、山下洋輔自身の力というよりは、
坂田明森山威男というパートナーの力によるところが
大だったのかもしれません*8


そういう疑問を抱いてしまうほど、
現在の山下洋輔のピアノは面白くありません


来る3月末に、オーネット・コールマOrnette Coleman
ひさびさに来日して山下洋輔と共演するようですが、
まったく楽しみではありません


山下洋輔はいらないから、
オーネットのアルトだけ聴かせてくれ
声を大にして言いたいところです*9


同じピアニストでも、
ヨアヒム・キューンとの共演ならよかったのに*10!!


ともあれ、こうして初日のコンサートは終了しました。
ひきつづき、2日目のコンサートをレポートします。


(以下、2日目のレポートへつづく→id:putchees:20050204)

*1:エリック・ドルフィーについては、過去の記事をお読みください→id:putchees:20050615

*2:ちなみに芳垣安洋のドラムは、このバンドでもすばらしい音でした。

*3:渋さ知らズを見てください。全員、じつに楽しそうに演奏しているではありませんか!

*4:ヨーロッパ人が抱える芸術上の葛藤を、歴史的な共通性を持たない日本人が、あたかも自身のものであるかのように考えるのは実に滑稽です

*5:ヨアヒム(ジョアキム)・キューンについては、過去の記事をお読みください→id:putchees:20041226、id:putchees:20041227

*6:音楽や絵画をすべて好き嫌いで片付けるのが現代の傾向ですが、ぼくは猛烈に異議を申し立てます。

*7:ひょっとすると、CDを聴くと印象が変わるのかもしれません。ライブ向きでない音楽というのは確かにありますからね。もし「CDで聴くとすごいよ!」ということでしたら、大友良英ファンのどなたか、お知らせください。聴いてみますので。

*8:山下洋輔とそのトリオについては、過去の記事をごらん下さい→id:putchees:20050329、id:putchees:20050411、id:putchees:20050510、

*9:オーネット・コールマンについては過去の記事をお読み下さい→iid:putchees:20041206 id:putchees:20041207 id:putchees:20041210

*10:ヨアヒム・キューンは、過去にオーネット・コールマンと共演しています。