ヴィオラ・ダ・ガンバを生で聴く
コンサート報告です
平尾雅子リサイタル「マラン・マレの横顔」
2008年7月8日:Hakuju Hall
古楽初体験
ヴィオラ・ダ・ガンバのコンサートに行ってきたよ。
場所は代々木八幡の白寿ホールってとこ。
きょうは、楽器の師匠に誘われて行ったのでした。
古楽をナマで聴くのは初めてでしたよ。
きょうのプログラムは、
すべてマレMaraisの曲だったよ。
18世紀前半のフランスの人だね。
マレはとくに好きじゃないけど、
演奏はよかったですよ。
編成はガンバ2本と、リュートと、チェンバロ。
カルテットによる演奏は、ちょっと眠くなったけど、
ガンバ1本とリュートのデュオはすごくよかった。
リュートは、想像よりさらに音が小さかった。
あれじゃ、たしかに大きなホールじゃ聞こえないね。
ガンバも、やっぱり現代の弦楽器より弱々しい音でした。
音程もはっきりしなくて、早い旋律を弾くのに向いてないね。
でも、古楽器は、ふくよかな音が武器だよね。
そして親密な音がするもんね。
というわけで古楽初体験を楽しんできたのでした。
ただまあ、こういう渋い音楽を聴いていても
女の子にはもてないんだなあ。