ファイのハイドン57番にしびれる

putchees2012-04-18


今回のアルバム

ハイドン交響曲集 11 - 第57番, 第59番, 第65番(ハイデルベルク響/ファイ)
HAYDN, J.: Symphonies, Vol. 11 (Fey) - Nos. 57, 59, 65
(独・Haenssler Classic 98.526)


ナクソスミュージックライブラリー)
http://ml.naxos.jp/album/CD98.526

ハイドンはぜったい面白い


ハイドンリズムの人だと思うんですよ。


少し前まで、そう言い切るのに、ためらいがあったんですよ。ただ最近、友だちがそう言っているのをきいて、あ、やっぱりそうかと、迷いを捨てました。ありがとう。


もう一回いいます。
ハイドンはリズムの人だ。


ヘンスラーが出してる、トマス・ファイによるハイドン交響曲集をじゅんばんに聴いてるんですが、11集まで来ておどろいた。


57番、こんな鮮烈な曲だったっけ?


ちなみに書いておきますと、ハイドンには番号つきだけで104曲交響曲があります。


おもむろに始まって、1分過ぎで突如アチェンジ。ドドドド、というティンパニとともに快速運転開始。


あとは小気味よく駆け抜ける。


メヌエットも、もろダンスっぽいリズムでやってくれるし、終楽章のプレスティッシモはまさに超特急


かっこいい!!
まさしくリズムの快楽
ハイドンアレグロ仕掛け。


だれだ、ハイドン渋いとか、退屈だとか言ってるのは?
こんなに明朗で娯楽に満ちた音楽はほかにないじゃないの。


おれはぜったいモーツァルトよりハイドン派なんだ。


もてるモーツァルトより、もてないハイドンなんだよ!


みなさまもいちどファイによるハイドンをお試しください。
きっととりこにしてみせます。


ただ、ハイドン好きが女の子にもてる自信はぜんぜんないよ!