ファイのハイドン57番にしびれる
今回のアルバム
ハイドン:交響曲集 11 - 第57番, 第59番, 第65番(ハイデルベルク響/ファイ)
HAYDN, J.: Symphonies, Vol. 11 (Fey) - Nos. 57, 59, 65
(独・Haenssler Classic 98.526)
(ナクソスミュージックライブラリー)
http://ml.naxos.jp/album/CD98.526
ハイドンはぜったい面白い
ハイドンはリズムの人だと思うんですよ。
少し前まで、そう言い切るのに、ためらいがあったんですよ。ただ最近、友だちがそう言っているのをきいて、あ、やっぱりそうかと、迷いを捨てました。ありがとう。
もう一回いいます。
ハイドンはリズムの人だ。
ヘンスラーが出してる、トマス・ファイによるハイドン交響曲集をじゅんばんに聴いてるんですが、11集まで来ておどろいた。
57番、こんな鮮烈な曲だったっけ?
ちなみに書いておきますと、ハイドンには番号つきだけで104曲も交響曲があります。
おもむろに始まって、1分過ぎで突如ギアチェンジ。ドドドド、というティンパニとともに快速運転開始。
あとは小気味よく駆け抜ける。
メヌエットも、もろダンスっぽいリズムでやってくれるし、終楽章のプレスティッシモはまさに超特急。
かっこいい!!
まさしくリズムの快楽。
ハイドンはアレグロ仕掛け。
だれだ、ハイドンは渋いとか、退屈だとか言ってるのは?
こんなに明朗で娯楽に満ちた音楽はほかにないじゃないの。
みなさまもいちどファイによるハイドンをお試しください。
きっととりこにしてみせます。
ただ、ハイドン好きが女の子にもてる自信はぜんぜんないよ!