名旋律の力はかくも強し!
今回のアルバム
「Silence, on joue! A Time for Us」アンジェル・デュボーAngele Dubeau & ラ・ピエタLa Pieta
(カナダ、Analekta AN28733)
(ナクソスミュージックライブラリー)
http://ml.naxos.jp/album/AN28733
映画音楽集
このアルバムはもてそうだ。
最近の映画音楽を、ヴァイオリンと大きめのアンサンブルで演奏してる。
ニーノ・ロータ、ジョン・ウィリアムズ、ジョン・バリー、エンニオ・モリコーネ、ハワード・ショア、ジェイムズ・ホーナー、ガブリエル・ヤレド、久石譲の曲。
イージーリスニングっぽいんだけど、聴いてたらぐいぐい引き込まれちゃった。
やっぱりメロディ(名旋律)の力はすごい。
この作曲家たちは、特別な才に恵まれた人たち。
人の心をつかむメロディを書ける才能。
なんだかんだいっても、つまるところ音楽の魅力ってメロディに尽きるんです。
人が口ずさめるような音楽だけが後世に残っていくんですよ。
美しいメロディの力は、世界を変える力があると思います。
ビートルズを見れば、それは明白でしょう。
名旋律が人をとらえる力は、おそらく、一般に想像されている以上に強いものだと思いますよ。
このアルバムを聴いて、その思いを強くしました。
とくに久石譲。
ぼんやり聴いていても、あ、これいい、と思わせるメロディ。
すごい才能です。
このメロディの魅力にはとうていあらがえない。
そしてジョン・ウィリアムズの「シンドラーのリスト」のテーマ。
あ、やめて。これは自動的に泣いてしまう。やめてくれってば。
うーん。
音楽って、こういう名旋律のことをいうのかも知れないって思っちゃう。
マイナーでややこしい音楽ばかりじゃなくて、たまにはこういうものを聴くことも大切だなと思いました。
冷静になります。
これはもてる音楽だね。なので番外編扱いにしてください。