ベートーヴェン「交響曲全集」レイボヴィッツ

●ベートーヴェン「交響曲全集」
ルネ・レイボヴィッツ指揮ロイヤル・フィル
（Scribendum SC041）

私的ランキング：★★★☆☆
もてない度：★★★★☆

これ、少し前に買ったんですよ。
ボーランド生まれの作曲家・指揮者、ルネ・レイボヴィッツLeibowitzによる
ベートーヴェン交響曲全集。

なんとブーレーズの師匠。
でも、その弟子にけなされてしまったという
かわいそうな人らしい。

この人、1930年代に伊福部昭のことを
「すばらしい才能だ」って書いてたんだよね。

さて、このベートーヴェン全集は、
片山杜秀が「即物的ギア変速切り替え演奏の極致」と
評していたので、興味津々だったんだ。

聴いてみると、意外にフツー。
まあ、そんなもんか。

しかし、1961年に録音されたとは思えない軽快さ。

第九は全部で60分そこそこ。
速いよね。

ぼくは結構気に入りました。
一回は聴いてみてもいいと思うな。