2006-01-01から1年間の記事一覧
前編よりつづき ジャズのアルトサックス奏者、 エリック・ドルフィーEric Dolphyについて 書いています。 彼の最高傑作は、1964年に録音された 「アウト・トゥ・ランチOut To Lunch!」だ、 というのが定説らしいので、 それと違った意見を述べてみようと思い…
ひさびさにジャズの古典を扱います きょうはジャズのアルトサックス奏者、 エリック・ドルフィーEric Dolphy(1928-1964) について書きます。 他の人と(おそらく)ちょっと違った意見を書きます。 今回のレビューは、 エリック・ドルフィーに関するさまざ…
前編よりつづき 小説家の瀬戸内寂聴と 作曲家の三木稔が組んだ、 新作オペラ「愛怨」の 世界初演レポートを書いています。 テレビや新聞で少しは話題になったので、 ご存じの方も多いでしょう。 韓流ドラマ顔負けの、べたべたのメロドラマです。 なかなか痛…
オペラ初体験 きょうは柄にもなく、 オペラを見てきました。 といっても、「トゥーランドット」や「アイーダ」といった、 大時代なオペラではありません。 そういうのは、ハイソで上流な奥様方の 娯楽だろうと思っています。 ぼくには、オペラ界三大テノール…
日本人の奇妙な結婚式 いつも奇妙に思うのが、 クリスチャンでもないのに、キリスト教式の 結婚式を挙げる人たちです。 神に永遠の愛を誓います…って、 それ、どこの神やねん!と、 ツッコマないではいられません。 だいたい、この教会は カソリックなのか?…
前編よりつづき 東京シティフィルの定期演奏会のレポートを書いています。 作曲家・芥川也寸志の代表作「エローラ交響曲」が、 今回の目玉でした。 その曲を中心に、ひとつひとつの曲をご紹介しています。 興味を持った方は、前編からお読みください →id:put…
絶望的にもてない音楽! 今回もクラシック(現代音楽)の コンサートをレポートします。 今回のコンサートでは、 日本人作曲家の作品が演奏されました。 またしても、絶望的に女の子にもてない音楽です。 ぼくはどうして、こんな音楽ばかり聴いているのでし…
その2よりつづき 東京都交響楽団の定期演奏会のレポートをお送りしています。 全3回の、今回が完結編です。 芥川龍之介の三男で、 伊福部昭の一番弟子だった作曲家・ 芥川也寸志(あくたがわ・やすし)のオーケストラ曲を ご紹介しています。 クラシックが…
その1よりつづき 東京都交響楽団の定期演奏会のレポートを 書いています。 芥川龍之介の三男で、 伊福部昭の一番弟子だった作曲家・ 芥川也寸志(あくたがわ・やすし)の モーレツにかっちょいいオーケストラ曲が演奏されたのです。 (芥川也寸志) クラシ…
クラシック嫌いのためのレビュー 今回はクラシック(現代音楽)の コンサートレポートです。 クラシックというと、 選ばれた人が聴く音楽という イメージがあるようです。 金持ちとか、インテリとか。 しかし、実際にはそんなことはありません。 なにしろぼ…
悲しみを乗り越えて わたしが世界でもっとも尊敬する芸術家が亡くなりました。 伊福部昭(いふくべ・あきら)さんです。 つい先ほど、2月8日の夜遅くのことのようです。 享年91歳。なすべきことをなしとげた人生だったと思います。 彼が亡くなっても、彼が…
その3よりつづき 1月21日と22日に行なわれた 新宿ピットイン40周年コンサートの 模様をレポートしています。 今回は、その完結編です。 ピットインは、日本最高のジャズクラブです。 興味のある方は、その1〜その3をお読みください→ (その1)id:pu…
その2よりつづき 1月21日と22日に 新宿・厚生年金会館大ホールで行われた 新宿ピットイン40周年コンサートの レポートを書いています。 今回はその3回目です。 2日目のコンサートの模様をご報告します。 興味のある方は、その1とその2をお読みください …
その1よりつづき 1月21日と22日、2日間にわたって行なわれた、 新宿ピットイン40周年コンサートの模様をレポートしています。 まずは初日のレポートから。 その1では前半のステージをご紹介しました。 今回は後半のレポートをお届けします。 興味のある方…
日本一のジャズクラブ! 日本で最高のジャズクラブはどこか? 前にも同じ質問をした気がしますが、 もういちど確認しましょう。 青山のブルーノート? ノン! まさか! 正解は新宿ピットイン。 日本のジャズを知りたいなら、 このライブハウスに来ればじゅう…
(前編よりつづき) 東京・初台のオペラシティで行なわれた コントラバス奏者・山崎実のリサイタルについて書いています。 クラシックの世界では縁の下の力持ち、 あるいは裏方というイメージが強い、 コントラバスという楽器で独奏するという、 たいへん野…
コントラバスは地味な楽器 西洋音楽にとって、低音はたいへん重要な要素です*1。 その中でも欠かせない楽器がコントラバスcontrabass (ダブルベースbouble bass)です。 コントラバスは縁の下の力持ちです。 オーケストラではいつも和音のボトムを支えてい…
新年は1月20日ごろから更新します 新年あけましておめでとうございます。 どうぞ、2006年も「女にもてないCDレビュー」を よろしくお願いいたします。 新年は、1月20日ごろから更新を始めます。